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【西川遥輝の一打にイイね&斎藤佑樹登板に不安を抱いたある理由】 エースのやきう日誌 《2019年5月4日版》

17安打、9四球まで与えてもらって10得点の猛攻‥‥さぞスタンドを満員に埋めた獅子のファンたちはストレスを溜めまくっていたことだろう。

 

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3日の敵地、埼玉西武ライオンズ戦。故障の王柏融に代わって5番に組み込まれたベテラン・田中賢介の猛打賞の活躍もあったが、8回の西川遥輝のタイムリーツーベース。アレも個人的に嬉しかった。

9点差に広げたもので勝利に直結するような打点でもなかったが、ことメットライフドームにおいて、あの一打は大きな意味を持った。なにせファイターズは昨シーズン、終盤2イニングで8点差をひっくり返された「前科」があるのだ。リードが8点あってもまだ判らない。‥そう考えると、あらためて、おそろしい打線だ。

 

したがって、8回の攻撃を終えた時点でリードが「9」に広がって、ようやく心から安堵したのである。さすがの山賊打線とやらも、残り2イニングで10得点を奪うのは不可能に近いだろう‥‥ということで最後は、“勝ち試合”では今季初めて、斎藤佑樹を投入できた。おそらく、8点差のままだったなら彼の登板はなかったように思う。

 

ただ欲を言えば、一瞬の隙も本当は相手に与えたくはなかった。勝てる試合は、キッチリと勝ち切る‥‥。現実に、昨シーズンの当該試合もファイターズサイドの隙から生まれたものだ。8点差の時点で、当時一軍と二軍を行き来していた上原健太が二番手で登板。この継投は解かる。しかし、その上原がバタつき、三番手で登板した上原と同様な立場にあった投手が、直後の3連続四球で火に油を注いでしまった。本来の抑え投手が出てきたときには、もう取り返しのつかない事態となっていた......

 

 所沢の「奇跡」も、ファイターズから見れば「惨劇」に過ぎず

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連戦中とはいえ、たとえ浅村が抜けた打線であったとしても、あの悪夢のような“トラウマ”が拭えないうちは「勝利の方程式」で臨んでもらいたかったけれど、どうにか斎藤佑が一人で踏ん張ってくれた。

最終回の得点で、山賊打線をふたたび勢いに乗せる危険性もあったが、とりあえずライオンズ戦は終了してくれたので、あとのことはどうでも良い(苦笑)。でも本当なら、あぁいった「余裕」すらも見せてほしくなかった。繰り返し、所沢での西武戦においては。

あの眼前で繰り広げられた一年前の光景があまりに強烈で、どうしようもなく怖かったのだ。

 

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