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【外国人選手の明暗&(秘)W杯「プロ野球」ここまで言って委員会259】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年10月13日版》

今年は戦後77年。明治元年から日本がポツダム宣言を受諾するまでが同じ77年‥。この計154年という年月は、西暦なら2022年のうちのほんのわずかな期間に過ぎないと思うのだが、あまりに激動である。

 

明治が始まった頃はまだチョンマゲ姿の男たちが街を闊歩していた。その後「富国強兵」大号令のもと、軍国主義を経て今日の、平和な日本が在る。

明治維新に次ぐ、第二の転換期となった第二次世界大戦。ごく一部の間で戦勝国は日本とドイツだった‥‥そう揶揄される。戦後、この両国は目覚ましい経済発展を遂げたからである。そんな数奇な運命を辿った両国がガチンコ勝負――

 

はい、サッカーの話です(笑)。いよいよ来月に開催されるFIFAワールドカップカタール大会。ここで不運にも強豪ドイツと同じEグループに入ってしまった日本国内から現在、あまり景気の良い言葉は聴こえてこないw

ただ、別の視点でこの組み合わせはなかなかに興味深く、先の大戦でドイツともに枢軸国側に加わったスペインも同組であるのだ。ドイツ・スペイン・日本。こうした国名が一堂に会すると、ある種の「トラウマ体験」を持つ日本人の多くは、やはり反応してしまう(あとはコスタリカと同組)。世界中から弄られそうなファシズムの「F」組ではなかったのは救いか。

 

無敵艦隊「元スペイン代表」のイニエスタ

イニエスタ・ジャパン! 日本に学んだ 人生で大切なこと

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◇どうなる?ハム助っ人

 

外国話ついでに、今回は助っ人選手の話を少ししたい。

北海道日本ハムでは現段階でコディ・ポンセ、コナー・メネズの投手ふたりと、アリスメンディ・アルカンタラの来季残留を発表。あわせて、レナート・ヌ二エスの契約解除も発表された。

 

‥まぁ、妥当と言えば妥当か。とりわけポンセは援護点の少なさと味方の失策の多さから、チームに嫌気がさしていないか心配だったが(苦笑)、杞憂に終わってよかった。ペナント終盤に先発としても適性を示したメネズは文句なし。

アルカンタラは‥‥大丈夫なのかw 打席数が少ないとはいえ、打率.209は低すぎるし、三振の多さも気になった(清宮万波に次ぐチーム3位の87)。売りだったユーティリティも、外野守備はいささか心もとなかった。

ただ、彼を観ていてプラス面に感じたのは性格が非常によさそうなところ(笑)。チームメイトが殊勲打を放てばキヨダンス?を踊って一緒になって喜ぶシーンも、複数回目撃している。クビか残留か‥‥編成が判断に迷ったときは、結局こういった順応性やらが「決め手」となるのかもしれない。

 

執筆時点で、ブライアン・ロドリゲスと王柏融の進退についての報道はなし。しかし、今季の成績からして、残留はかなり厳しいのではないか。

前者は走者を置いた局面での脆さが致命的。忘れもしない【天空の城ラピュタ】が放映されていた8月12日の千葉ロッテ戦‥。最終回、味方が追いついた直後に登板し、ヒットと盗塁(+捕手悪送球)を許して呆気なく バルス!‥ではなくてサヨナラ負けを喫した。今になって始まったことでもなかったが、こんなコトを繰り返していては抑え投手は務まらない。首脳陣も痛感したのだろう。終盤戦は、走者を許した直後に交代というシーンが度々見られた。

ただ、打者との「タイマン勝負」でロドリゲスが頼もしいのも、また確かであり‥。常時150キロ超の動くボールへの対応はムツカシイ。自身の防御率はシーズン途中まで0点台と安定していた。もし退団決定のようなら、どこか他の球団が食指する可能性は十分にある。

 

春先にビッグボスが『彼は台湾のスターだから』と期待を寄せていた王。昨シーズンにキャリアハイの本塁打数と打点を記録し、一層の飛躍が望めた今季はわずか2安打しか放てず、打率.063に低迷。

まだ日本で観てみたい想いがある一方で、得意なはずの打撃面で悩みぬいた異国での野球生活を振り返ると、楽にさせてあげたい気持ちもある。すでに帰国した、当の王の心境やいかに‥‥。

 

 

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