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【幕張には 魔物が住んでいる?「プロ野球」ここまで言って委員会435】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年5月21日版》

ダルビッシュ有が日米通算200勝達成――

本当に、今でも彼が自分史上「最強投手」だと思っている。ダルビッシュが日ハムに居たこと自体が、もう誇りだったというか、あれほど安心信頼の置ける投手は、他にいなかった。‥いや、エースと言われる投手は日ハムにだって当然いたけれども、I本勉にしかりK村曉にしかり、それはあくまで日ハムでの「一番手」なのであって、リーグを代表する投手‥とまでは言えなかった。正直に。イメージとすれば、パ・リーグなら野茂英雄とか松坂大輔がそれに該当するのだが、その彼らさえ上回った「投げれば負けない」圧倒的エースの存在感‥。それを物語る、ダルビッシュの日本での通算防御率は、なんと1点台(1.99)だ。

 

そんな「抑えて当たり前」の超投手だから「やられた」試合のほうが逆に脳裏にこびりついてしまっているというか。‥いい機会だからホットな登板ゲームを、ワシもいろいろ思い返してはみたのだけれど、まっさきに浮かんでくるのが、2007年の開幕戦in千葉。

すでに覚醒しかけていたダルビッシュ開幕投手を務め、好投。打線もそれに応える形で、中盤まで4点をリードしていた。ところがズレータの満塁弾で追いつかれて、直後に降雨コールド‥。彼にとってはまさに「一球に泣いた」格好である。九分九厘、勝利を確信していただけに、敗戦にも等しい引分けだった。

けっきょく同年は優勝をはたしているから、悪夢の被弾もプロセスの一環とし、こうして「思い出話」として振り返ることができる。‥今年はどうか。

 

(C)amazon ここでは過去にファイターズが8点差を追いついた試合も

1992BBM ベースボールカード レギュラーカード No.483 千葉マリンスタジアム

 

18日の千葉ロッテ戦。引分けを挟んで5連勝中のハムが幸先よく初回に4点を先制。しかしその後、打線は沈黙。リリーフ陣も乱れて逆転負けを食らった。翌19日の同戦も岡大海にサヨナラ弾を浴び、連敗。‥同じような光景をこれまでも何度か観た憶えがある。

よくも悪くもチームの流れが変わってしまうのは、本当に些細な出来事だ。今季同様に「貯金」を持っていた2019年シーズンも、名手といわれた某内野手のまさかのトンネルによってサヨナラ負けをくらい、以後、泥沼にハマっていった。

この悪いほうのタイミングでカードが変わるのは救いか。21日は今現在の勝ち頭でエース格、山崎福也の好投に期待を寄せたい。浮上できるか否か、地味に大事な局面だ。

 

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