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センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

大累進の存在意義

30日の東北楽天戦、北海道日本ハムは痛い星を落とした。

 

 

同点だった9回。途中出場の大累進(26)が送球エラーをやらかし、決勝点をみすみす献上‥。低迷した今月のチームを象徴するような敗戦っぷりである。

皮肉にも、大累の前に二塁で先発出場していた石井一成が、この日、好守を連発していた。だから、「守備固め」ではないけれども、代打が送られた関係で、石井一の代わりに就いていたのが、大累。本来、守備に定評がある選手だったはずだが、一体どうしたのだろうか。終盤せっかく同点に追いつき、意気上がるスタンドからは、一斉に悲鳴があがった。

 

 そら、誰にだってミスはある。しかし、試合状況的にあの場面での失策は、絶対に許されなかった。捕球ミスとちがい、送球ミスは「防げるミス」である。ダメそうなら、無理に投げる必要はない。たしかに捕球時の体勢は一塁方向に流れていたが、普通に裁けていたら‥いや、田中賢介杉谷拳士といった面々なら、確実にアウトにできた打球。

たまにしか出場しない大累も気の毒ではあるのだが、よりによって緊迫したシーンでやらかしてしまう彼のような選手を、俗に「持ってない」というのだろう。‥近いうちに、彼はふたたび二軍へ戻されるにちがいない。そう、たった一度のミスによって。

 

 

「持ってない」といえば、菅野智之もコレに分類されるのではないか。筆者は、常々それを感じていた。サムライジャパンのエースとして、先のWBCでは準決勝で先発。アメリカ相手に堂々たる投球を披露したのは周知のとおりだが、あの試合で、けっきょく日本は敗れた。“菅野で勝てなかった”というのもまた、紛れもない事実である。

高校でも大学でも大事に試合になると、いつも敗け、プロではなぜか、いつも打線の援護に恵まれない。‥思いかえせば、彼はドラフトのときからして“持っていなかった”。菅野からみれば、たしかに横槍を入れられたけれど、それでも「1/2」の確率である。

あのとき、壇上に立った清武英利がアタリくじを引いていたら、何事もなく、彼は巨人軍のユニフォームに袖を通せていたのだ。不運としかいいようがない。ちなみに翌年、菅野が巨人から“無事に”1位指名された際のドラフトで2位指名を受けたのが、くだんの大累である。

 

 

閑話休題。石井一の代打として登場してきたのが、矢野謙次だった。2年前までジャイアンツでも同僚だった大田泰示のタイムリーで追いついた直後の打席で、彼は三振に倒れていた。これで矢野が出場した試合の北海道日本ハムは、12戦全敗である。

‥私は以前にも彼の「存在意義」を問うたことがある。むろん、もともとのチームの負け数が多いのだから、矢野ひとり云々な話ではない。だが、この日もそうであったように勝負所で送りだされる「切り札」としては、あまりに貧弱だ。11打数で単打1本、三振は5。まだ、今季は打点も記録されていない。

彼に勢いを感じられたのは、移籍直後の数試合だけ‥。北海道にやってきた頃には、すでに「満身創痍」の躰であった可能性もある。新天地でハツラツとした活躍をみせている石川慎吾が、つくづく惜しくなってくる。

 

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

大累や矢野のときと比べ、ハムも「出血覚悟」でトレードを敢行しただけに、昨年オフに獲得した大田は“さすが”というところは見せ始めてきている。彼も巨人では明らかに“持っていなかった”が、ハムでその流れが変わるかもしれない。本拠地デビュー戦で本塁打。同点タイムリーを打った日も、岸孝之の変化球に、しぶとく食らいついていったもので、大いにスタンドを沸かせてくれた。

 

せっかくだから、もうひとり「巨人」つながりで触れておくと、村田透(31)。本当にメジャーリーグで投げていたときに見たまんまの投手だ。ボールの軌道が素直でない。動いているのか、“動かせている”のかは、私には判らないけれど、常にボールが変化していて、それこそ外国人投手のよう。ただ、欲をいえば、もう少し球威がほしい

‥中継ぎから先発に回されたりと、不規則な起用をしいられているが、首脳陣も、おそらく村田には昨シーズン在籍したバースのような役割を求めているはずだ。「スウィングマン・村田」が今後、チーム浮上の鍵を握っていそうな気もするのだが、はたしてどうか。

 

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