センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

矢井田瞳、ふたたび?

29日の埼玉西武戦。中島卓也の最終打席で「事件」は起こった。

 

そこまで、らしくなく3三振と、存在感を出せなかった‥せいだけではないだろうが、打席時にかかる登場曲が、なぜか田中賢介のものだった。すぐに係りの人(ウグイス嬢?)も“誤り”に気づいて通常バージョンに戻ったのだけれど、ときすでに遅し。場内から失笑が起こっていた。

 

どうせなら「田中賢バージョン」で貫き通せば、観衆も『何事だ?』と訝しむだけで済んだのに。あの慌てふためきぶりときたら。札幌ドームのウグイス嬢は声も綺麗だが、性格の方も、なかなかお茶目なようである。

 

 

それにしても田中賢介、だ。私は、彼が前半戦、打の「MVP」だと思っている。レフトへライトへセンターへ‥‥なにか小田智之の応援歌みたいだが、実際渡米前よりも、一層広角打法に磨きがかかったんじゃないか。

打順も重責を担う2番、3番、5番と、毎試合のように代えさせられながら、チャンスメイクに徹したり、好機では打点もあげたりして「ニーズ」に応じた役割をきちんとまっとうする。そして、あの勝負強さ‥。今年は幾度、彼の打撃に救われてきたことか。

 

定評あるセカンド守備も堅実。すでに二桁の盗塁数をマークしているなど、走塁面でもアグレッシブ。文句のつけようがない。東京生き残り戦士の誇り、田中賢こそ真の『プロフェッショナル』だーー!

 

 

‥‥田中賢への愛着心から、おもわず書きなぐった。

そうだ、 いっそ登場曲をスガシカオ【Progress】にしてみてはどうだろう。彼なら、きっと様になりそうだ。♪僕らは位置について 横一列でスタートをきった~

 

基本、選手自身がお気に入りの曲を登場曲として使用しているようだが、今回の私のように、ファンが各々選手のイメージに合う曲をセレクトするという企画なんかも、案外と盛り上がるのでないか。

 

 たとえば彼にしたい選手権ナンバーワンの栄光に輝いた中島卓也には、矢井田瞳の【My Sweet Darlin'】。もちろん、サビの部分『ダリダリーン ここにき~て♪』の大合唱をし、彼に恋する乙女たちは、さらに感情を移入すること請け合いだ。

 

 ifこんな企画があったら、ひとりはもう確実。レアードは、シブガキ隊さんのアレに決まっている(苦笑)。巨人からハムに来て、(足のケガから守れずに)代打の切り札となった道のりまで似てきている矢野謙次には、ぜひ、二岡智宏の【スカイ・ハイ】を受け継いでもらいたいと思う。

 

 


矢井田瞳「My Sweet Darlin'」LIVE MelodiX