センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

本とテレビで「ガールトーク」をしよう

先日、行きつけの美容院に行ってきた。担当が急な出張で不在だったから、いつもアシスタント的な役割を務めている女の子に刈ってもらう。ここ最近は、ずっと男の美容師で、若い女子は新鮮。

‥歳をとったせいか、さいわい、エロい気持ちになることは一切なかった。仮に私が20前半くらいの男子だったら、ギンギンになっていたであろう、くらいな可愛い娘。たまにはこんなのもいいもんだ。

 

嬢が熱烈な「嵐」ファンだということを知る。‥内心ニンマリな私。ジャニーズ話は十八番である。施術中、歌がうまいのは誰だとか(大野智が抜群らしい)、ファンクラブに入っていてもコンサートのチケットがなかなか入手できないといった、貴重な情報を知りえた。

お返しとばかりに、私はキムタク主演の良作ドラマやキンキキッズの“神曲”を得意げに話していたら『”ここまでジャニーズトークできた、“男性のお客様”は初めてですよ』だって。ジャニーズのチカラは世代と性別を超え、ときにヒトを結びつける(笑)

 

昨夜のFNS歌謡祭。ジャニーズの面々が大活躍していた。とりわけ私が目を引いたのは、やはり、キンキキッズだ。【もう君以外愛せない】をセレクトするとは、珍しくフジの「グッジョブ」。この曲には個人的に思い入れもあり、大好きな曲だった。今回はそんな思い出話も含めた過去記事を“再録”してみたいと思う。これを全国のキンキファンと、美容師の彼女に捧ぐ?

 

 

≪お題》堂本光一

 

テレビドラマ【人間・失格 ~たとえばぼくが死んだら】放送していた当時、一大センセーションを巻き起こしていたのが、連続ドラマ初出演となった、堂本光一さん。


なんでしょうねぇ‥。言うならばこの作品においての光一さんは、もう存在そのものが「王子」だったわけですよ。美しいルックスはもちろん、『ルカ』なんて役名もそう。制服の白のジャケットも彼が着ると、中学の制服なんかには見えなく、まるでジャニーズの舞台衣装か何かのように思えてきて。

学年でも常に1、2位を争うほど成績は優秀。休み時間はいつも読書にふけっていたりといった役どころも、他の生徒と一線を画していて“王子オーラ”を出しまくっていました。

当然、美しき王子様をドラマで目の当たりにした世の乙女たちが放っておくもはずもなく、人気は上昇の一途を辿っていきます。一方で、その“真逆な道”を歩んでしまう恐れすらあった、結構な危険性をはらむ役柄でもありました。

 

人間・失格】で光一さんが演じた影山留加クン。表の顔が優等生でクラス委員なら、裏の顔はいじめグループのリーダー格で、しかも同性愛者‥。かなり影のある人物でした。そのせいで男性とのキスシーンも幾度かありましたっけ。

あれは王子だったから許容されていたという部分も、かなりあったと思うのです。もし、他のヒトが演じていたら、その役者は“ルカ”のインパクトが強くなりすぎて、役に負けてしまい、もう仕事が入ってこなかったかもしれません。それくらい同ドラマで残した“ルカ”のインパクトは強烈で、危険でした。実際、誠の父親に殺されかけもしましたしね(笑)

 

連続ドラマだと王子は【家なき子2】にもご出演。今では考えられないSMAPの草彅剛さんとの競演が実現しました。

個人的な思い出として、王子の姿をすぐ近くで拝見したことがあるんです。【遊ワク☆遊ビバ!】という、司会を務められていた番組を運良く観覧できたのです。当初「ジャニタレなんかに、あたしは一切興味がないよ」なんて感じの女性と一緒だったのですが‥‥

 

“ナマ光一”を前にして、すっかり舞い上がっていましたね(笑)

 

第一印象はすごく痩せている!やはり日頃から相当身体を鍛えているのか、贅肉なんか一切なしって感じで、華奢な体型をされていた記憶があります。

 

光一さんといえば、KinKi Kids!キンキの楽曲も、カラオケなどで相当歌わせてもらいました。名曲、多いんですよね。【もう君以外愛せない】とか、たまらなく好きなんですけど“時と場所”を選ばないで唄ってしまい、相手に引かれてしまったこともありましたっけ(失笑)

 

俳優・バラエティ、そして歌手‥。いつも色々な顔を見せてくれる堂本光一さん。あなたはどの顔に一番惹かれますか?

 

 

‥せっかくだから「二本立て」でいこう。先日、愉しい本を見かけた。その名も【幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む】

 

 

幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む (幻冬舎新書)

 

 

古来より「日記」をつける日本人は多かったと訊くが、本作品もこの類。ただ、内容が他のものとチト違う。徳川家茂、将軍警護のために向かった滞在先の京都、および大阪で記していたもので、何を食っていくらかかっただの、写真こそないが、内容は極めて、現代でいう「ブログ的」であるといっていい。

4日に一回の勤務で、京都有数の名所を観てまわり、そこがお寺なら、かならず手を合わせる‥。また、「おしるこ」などの甘味が大の好物だった八郎‥。さながら、パワスポ巡りとスイーツを愛でる平成の 女子である(笑)

 

幕府からのお手当で、買いたいものを好きなだけ買い、雨が降れば外出もせず、宿にこもる。そんな日常を続けた八郎が、一度、食あたりで死にかけた。実に生々しい記述であった。著・山村達也の逐一な解説も目障りにならない程度で、解かりやすい良書。

 

ちなみに八郎は「白皙美好」の美男であったというが、“スキャンダラス”めいた話は一切登場してこないので、彼および幕末ファンの方もご安心を。

  

 

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