昭和の時代に生まれ、平成を独身のまま過ごし、令和を迎えた人たちを巷では「平成ジャンプ」などと呼ぶそうだ。
考えてみたら、そのカテゴリに入る無数の有名人が、こぞって入籍した昨年下期。大晦日に一般人女性との結婚を発表し、文字通り“オオトリ”を飾ったのが北海道日本ハムの投手、斎藤佑樹（31）である。
稀に羽目をはずす程度の三流記事は見られたが、特定の誰かとウワサになるようなことも近年はめっきりとなくなり、さぞ独身生活を謳歌しているのかと思いきや‥。「家族」を手にし、より責任感の増した斎藤の変化に、今シーズン期待を寄せたい。
ところで【ジョブチューン プロ野球ぶっちゃけ祭り！】という年末に放送されたバラエティー番組内で、埼玉西武の金子侑司と横浜ＤｅＮＡの山崎康晃。両選手が司会進行を務めていた田中みな実に「W告白」するシーンがあった。
過去、やはり局アナとの熱愛が報じられていた金子に、オンエア中やたら『美乳』発言を連発し、話題の写真集まで購入したとされる山崎の“ガチっぽさ”が、なんだか昔の【ねるとん】を彷彿とさせた。最後はオチ付きだったけれども、彼らの‥特に今年30歳を迎える金子の動向は今後、要注目だ。
姉さん女房は野球選手向き？
◇夢対決！とんねるずのスポーツ王は俺だ！ＳＰ
前述の【ジョブチューン】内の企画で、ついに100万円越えの高級時計を購入。一流選手の仲間入りを果たした？のは、北海道日本ハムが誇る超ユーティリティプレイヤー・杉谷拳士（28）。
今朝読んだニュースでは、今年も【リアル野球ＢＡＮ】に参戦した「杉谷」の名が、ツイッターでトレンド1位になったという‥。社会に及ぼすその影響力は、明らかに同僚の清宮幸太郎や斎藤佑よりも上といっていい（笑）
しかしながら、杉谷という男は“外でも”安心して観ていられる。同番組に出演した経験を持つＭ本稀哲あたりと比べても「ハズす」ケースはほとんど見られず、この日も、本職が芸人のゴルゴ松本らと軽妙な掛け合いを見せていた。
『間がいい』とは以前、私がここでも語ったこと。“芸人”にとって大事なのはこの「間」であるのだと、常々感じていたのだけれども、杉谷はコレを心得ている。どんな番組にも溶け込んでみせ、前には出過ぎず、必要に応じて、的確なコメントを発することができる。だから“使い勝手”の良い杉谷は、テレビでも重宝される。「キャラ」の面白さだけではない。彼は頭も良い選手なのだ（あぁ見えて）。
さて、今年の【野球ＢＡＮ】の方は大接戦。石橋貴明率いる「チーム帝京」が「侍オールスターチーム」に、まさかの逆転勝利。番組的には盛り上がったが、でも、本当にそれでいいのか侍チーム！？ 東京五輪に向けて、いささか幸先の悪いスタートを切った。
‥とはいえ、昨秋の【プレミア12】への出場も、端から否定的だったとされる山川穂高と森友哉の“本戦”出場は正直、微妙なところ。ただ、彼らが当企画に参加してくれたおかげで大きな収穫もあった。逆視点での「森対策」である。
昨シーズン、ひいきの北海道日本ハム投手陣はこの森友哉に対し、打率.365、本塁打7、打点20と派手に打たれまくった。外角へ逃げながら落ちていくシンカー系の“魔球”を武器に手玉に取った「ピッチングマシン」の攻め方を参考にし、ぜひ実戦で活用してほしい（笑）。MVP打者の弱点を、思わぬところで見つけられた‥かも 《了》
