執筆意欲を削がれるアクセス解析は普段、めったに見ない。中小ブログの辛いところだが、ここでもある時期によってアクセス数がグンと跳ね上がる。
その時期とは「世にも奇妙な物語」の放送前後。つまり、一年に二回ほど(笑)。‥詳しい解析はしていないので、どこから流入してくるのか等は定かでないけれども、おそらく検索から辿り着いているのだと思う。だいたい平時の3~4倍の人が訪れ、何も爪痕を残すことなく去ってゆく(笑)。ありがとうございます。
しかし、だから奇妙関連のエントリがやめられないわけで。ちなみにリアルでも、一部の人間には奇妙好きを公言していて、彼らに一番聴かれるのは、やはり、どの話が「最恐」だったか‥。圧倒的にコレ。
昔、無駄にサプライズ好きの私は、本編さながら厳選した5作品を集め、DVDにして送ったことがある。タモリの代わりにストーリーテラーを私が務めた、いわば完全オリジナル版(笑)。同番組をそこまで好きな人でなかったら、確実に引いている代物‥。まさしく、若気の至りというやつだ。
あれから作品は量産され続け、最恐を5本集めるのですら、今はちょっと難しくなってきた。『それでも』とおっしゃってくれる方がいるかは分からないが、ならば勝手に、筆者のもうひとつの好物ネタ・野球の打線にもじって、奇妙作品だらけの「最恐オーダー」を組んでみたいと思う。古参が選んだ、超自信満々のラインナップを、どうぞご賞味あれ。
2021夏の特別編も恒例の辛口?批評、やります
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1【センター】走る取的 (仲村トオル)
2【セカンド】午前2時のチャイム (椎名桔平)
3【レフト】あけてくれ (優香)
4【ファースト】和服の少女 (保阪尚希)
5【サード】ベビーシッター (浅香唯)
6【ライト】墓友 (渡辺えり)
7【キャッチャー】雪山 (矢田亜希子)
8【DH】待ちぶせ (小堺一機)
9【ショート】悪魔のゲームソフト (高山良)
投手【エース】懲役30日 (三上博史)
※()内は主演
‥これでも、だいぶ迷った。正直、まだ枠が足りない(笑)
ただ、3・4・5番のクリーンナップは不動。ちびっ子が夜、トイレに一人で行けなくなるくらい、相当に怖い。
DH枠が唯一、固定のレギュラーがいなかった。悩んだ末に、今まであまり名を挙げてこなかった【待ちぶせ】をチョイス。主人公の前だけに姿を現す亡霊が、誠に不気味極まりない。
一級のホラー【見たら最期】【歩く死体】も有力な候補だったが、前者は【和服の少女】、後者は【雪山】とネタがほぼ被りなのでスタメン落ち。
エースの【懲役30日】は半分ギャグだけれど(笑)、この話は、見る者に至高なトラウマを与えるという観点でノミネート。怖いよりも「痛々しい」の方が適切か。
レギュラーの牙城は崩せなかったが、次点で【笑う女】【坂道の女】【ラブチェアー】。比較的新しめだと【事故物件】は、まずまずの出来。個人的には布川敏和の【目撃者】あたりもお勧め。こちらはストーリー以上に、共演の六平直政の存在が恐怖(笑)
あらためてこのラインナップを眺めていると、霊現象的なもの、ないし共演の役者が怖かったパターン(【走る取的】【墓友】)、が目立つ。ショートの【悪魔のゲームソフト】だけが例外で、演じた本人こそが最恐だったという‥w
我こそはと思う番組ファンも、是非オリジナルの「打線」を組んで発表してみてほしい。