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【幻のアンダーハンド?&(秘)室伏広治「プロ野球」ここまで言って委員会176】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年2月24日版》

毎回どんなビッグゲストが訪れるかで、キャンプ中継から目が離せない今季の北海道日本ハム......

 

 

24日は、室伏広治スポーツ庁長官である。ビッグボスいわく、打者は「爆発力」投手は「瞬発力」を養ってもらうため、お招きしたらしいが、この室伏氏‥‥過去にはリーグ屈指の強打者、オリックス吉田正尚を指導したこともあるのだとか。‥北海道日本ハムの打者連中が「総マサタカ化」してくれればこれほど嬉しいことはないw

 

指導の甲斐あって?吉田は故障に強い選手となった

室伏式 世界最高の疲労回復

(C)amazon

 

ところで、新入団選手の評判がすこぶる良い。なかでも6位・長谷川威展と8位・北山亘基、大卒の投手ふたり。左腕の長谷川にいたっては現在横浜DeNAに所属するエドウィンエスコバーの投法に酷似しているとかで、動画まであげられていた。

『別にいうほど似てない』そんな意見も多数見られたけれど(笑)、言わんとすることは判った。すでに在籍しているサイド気味の変則左腕、宮西、福田らと比べても球に力感がある。

『早々に戦力になるのでは?』と、こちらもキレ味鋭い直球を放る北山の評価も、現在急上昇中だ。チームでは同じ下位指名でありながら「即戦力」となった谷元圭介(2008年D7位)、玉井大翔(2016年D8位)の好例もあり、北山の「開幕一軍」も現実味を帯びている。

 

ただ、最近彼ら以上に関係者から熱視線を浴びているのが2年目の根本悠楓(はるか)と3年目の鈴木健矢。道産子左腕の根本は昨シーズン、ファームでの登板を数試合観たけれども、ボールがいかにも重そうだった。映像がないのでその球筋を擬音するならば、宮西の「ビュッ」に対して、根本のは「ドスン」。先発型だと勝手に予測していたが、起用法をみるからに、どうやら首脳陣にもその想いはありそうだ。

 

鈴木健は昨年から何度か取り上げているので説明不要だろうが、いちおう‥メガネをかけた横手の変則型右腕。および、ふだん温和だという浅村栄斗に恫喝された、唯一無二な男(笑)

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

もともとサイド気味だった彼が、さらに腕を下げて、アンダーハンド投手へと転身した。元来球威のある投手なだけに、これがアンダーになっても生きてくるようならおもしろい。浮き上がってくる軌道のボールで球速もあるなら、それだけで、特に浅村のような右打者には脅威の存在となる。

 

キャンプ中での実際の映像を見たが、彼ほど下から投げてくるのは今のハム投手陣はおろか、過去にも見た憶えがない。誰かが『三沢淳さん以来では?』なんて書き込みをしていたのを目にしたけれども、たしかにそれくらい前に遡らないといけないかもしれない。

 

ただ厳密には三沢サンの少しあとに、高田博久という投手がいた。彼は入団時からアンダーハンド、その希少性も相まって注目されていた。当時監督だったのが高田繁で、同姓というのもあってか?けっこうチャンスは与えてもらっていたのだが、なかなか結果を残せず‥。後に移籍した大洋(現DeNAでプロ初勝利をあげた。

 

あらためて、残された数少ない映像で確認すると、鈴木の球の出どころは、この高田に近いような気もする。つまり、有名な渡辺俊介とか牧田和久であるとか、あそこまで下からではないという意。

 

ハムでは本領発揮できなかった高田の分まで、また、アンダーハンド投手久々の勝ち星を、ぜひ今季の鈴木健矢に望みたい。

 

 

Time1:25あたりより


www.youtube.com

 

 

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