WBC準々決勝イタリア戦の視聴率が48%越え。1次予選も侍JAPANの全4試合が同40%を上回っていたというのだから、関心の高さが窺えよう.......
まぁ野球にかぎらずスポーツとはいいものだ。今回のWBCを機に親子で久々会話に花を咲かせた者もあるだろう。あるいは職場・学校で、躍動した大谷翔平らの話題で持ち切りだったかもしれない。特に国際試合はだいたい皆が同じ方向に向いているから共感を得やすい。‥おかげで筆者も見ず知らずなマッチングアプリで知り合った人とずいぶんと野球の話で盛り上がった(笑)
ところで誰だったか失念してしまったのだけれど、とある野球評論家がラーズ・ヌートバーが事前の予想をはるかに上回る活躍をみせたとして「謝罪」したという記事を見かけた。
これが「ネタ」ではなくマジなのだとしたら、別に謝る必要はないんじゃないの?って。誰が困るわけでもないし。‥ワシなんかもっと酷くて、以前に『日本(NPB)の選手を出せ』と書いていたくらいだから(苦笑)
しかし、その評論家ではないが、ここまで攻走守にわたっての彼の活躍を予想できた人も、なかなかいないのではないか。切り込み隊長として、さらにセンターが「本職」の外野手が不在だったところに、ヌートバーというピースがピタリとハマった印象(来る前の強化試合では経験豊富とは言えぬ近藤健介が守っていたし)。
‥謝りはしないが当人に向け『おみそれしました』とは記しておこう。ごく個人的には韓国戦で死球を受けた際、投手に見せたファイティングポーズ?でだいぶ株を上げた(笑)
(C)amazon 大谷+水原通訳の存在も大きかったに違いない
◇日ロ交換トレード
ちょうどWBC熱が高まってきていたころ、ほとんどの人が気にもかけていなかったであろう、北海道日本ハムと千葉ロッテであった選手間トレード。西村天裕⇔福田光輝。
率直に、『福田ってどんな?』なのだが、ロッテファン側からすれば同様に『西村って誰?』 となるのだろう。そこはお互いさまとして、いささか気になるのは昨オフから、プラスにもマイナスにもならないような、なんだか非常にコメントのしづらいトレードばかりしている点。あくまでハム目線。
阪神から来た江越大賀&齋藤友貴哉しかり、一軍での実績がほとんどない。だから、いわゆる「青写真」が描けない。ましてタイプのかぶっている選手が多い福田を、どこでどう使うのだろう‥。口の悪い輩からは故障者が続出した野手の「人員補充」そんな声も聴こえてくるが。
ただ、故障を負いながらオープン戦に出場し続けている江越のガッツは買いたいし、環境の変化によって選手自身が「変わる」場合も、たしかにあるかもしれない。経歴を追えば福田も長打力を「秘めて」いるのだそうで、年齢もまだ25歳と若く、伸びしろという観点では面白い存在だ。
出したロッテを悔しがらせるくらいの躍動を鎌ヶ谷ではなく、ぜひ北の大地のほうで見せて頂きたいものだ。