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【「ガチ速」吉田輝星プロ2戦目!&掘り出し物ルーキー?】エースのやきう日誌 《2019年3月26日版》

『埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!』のおかげで、吹き荒れるサイタマ旋風。26日、いま旬の同地に降り立ったのは昨年の「金農旋風」ド真ん中にいた吉田輝星、その人である――

 

 

ロッテ浦和球場で行われたマリーンズ戦。前回のプロ初登板から一週間置いて、吉田輝が二番手投手として登板した。

6回、つまりながらもセンター前に転がされ、先頭打者の出塁を許す。次の打者のときにバックネット直撃の大暴投。いきなり無死2塁のピンチを背負った。しかし、後続を連続三振、二直(渡邉の攻守!)に仕留めて、無失点。

 

続投した7回は、まさかの事態に大観衆(百数十人)が息を呑んだ。吉田輝の投球が打者・松田進の頭部へ‥‥。幸い、これは変化球の「すっぽ抜け」と審判団に判断されて危険球扱いにはならず、松田も大事に至らずに、一同ひと安心。

ただ吉田輝自身は、さすがに動揺してしまったのか、無死1塁から連続安打を浴びて、たちまち1失点。が、直後の挟殺プレーによって2死とした。野手陣の好判断に助けられた格好。最後は三振で締めくくった。

 

この日の吉田輝は3被安打1与死球3奪三振。都合2イニングを投げて1失点は、前回と一緒だが、内容ははるかに上向き。まず、ストレートで打者から「空振り」を奪えていた点。高めの直球には、だいぶ威力があった。

ビックリするような暴投もあったけれど、総じてストライクゾーンの中で勝負できていたと思う。課題は、やはり変化球の精度で、制球もままならなかった状態‥。ロッテの4番・安田尚憲との注目対決では、ストレートで素早く追いこみながら、高めに抜けた変化球をセンター前にはじき返された。

このクラスの打者になると、抑えるのはなかなか難しい。ならば「ストレート勝負」で、吉田輝の直球が現状、どこまで通用するのか観てみたかった気も‥。次回の登板を楽しみに待ちたい。

 

 

◇「ゆあキャノン」発動、その前に

 

吉田輝と同期の「ドラ6」ルーキー・田宮裕涼(成田高)。「ゆあ」だなんて、ちょっと女子みたいな名前をしている。筆者が好きだったAV女優がコレと同じ名前で(コラ!)おもわず反応してしまったのだが、野球の「ゆあ株」も急上昇中。

 

hochi.news

 

先の浦和の試合では「DH」で出場。あいにく【ゆあキャノン】はお預けとなったが、代わりに打者・田宮が魅せてくれた。好投した涌井秀章から、粘った末にレフトへクリーンヒット。鮮やかな流し打ちを披露していた。

 

同郷で「打てる捕手」の代表格、阿部慎之助が目標らしい。‥‥阿部もいいが、もっと身近にも良き手本がある。体型、打席上で醸し出す雰囲気が、どことなく出始めの頃の近藤健介とも似ている。同じ捕手だった近藤は得意の打撃を活かし、高卒ながら一軍の試合に一年目から出場していた。まずは、ここを目指してみるのも手ではないか。清水や石川亮にはないシュアなバッティングに、いっそう磨きをかけても面白い。

 

 

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