ダメだ。いかんせん「放置」しすぎたせいで、どこから手を付ければいいのか分からなくなっている(笑)
ただ、一時の「どん底」状態からは抜け出した感のある、我が北海道日本ハムファイターズ。‥もうこうなれば、印象的なゲームを一試合ずつ、時系列で振り返って参ろうではないか。
4月9日(金)対オリックス1回戦 「2-1」
ハムが連敗を7でストップさせた試合。おやじが小躍りした日(笑)
終盤、淺間大基の逆転のツーベース‥。レフト線への鮮やかな流し打ちだった。今シーズンは打撃好調。また守備面でも球際に強く、幾度か投手を救っている。これまであまり目立つ方の選手でもなかったが、今季は闘志が前面に出ていて非常に好印象。相手投手の左右にとらわれず、レギュラーとして起用してほしい。
4月10日(土)対オリックス2回戦「5-2」
初の連勝。2-2の同点から最終回に3点を奪って試合を決めた。ヒーローインタビューは決勝打を放った野村佑希。ところが、この走塁の際に負傷したらしい。故障が多いのが気がかり。昨シーズンといい『さぁこれから』というタイミングでのケガ。幸い、今回のは重症ではないようだけれど、もったいない......
4月11日(日)対オリックス3回戦「4-4」
引き分けながら、気分は100%敗けゲーム‥‥。最終回に3点差を追いつかれてのドロー劇に、ハムファンの大多数が同じような心境だったろう。言ってみれば連投の宮西尚生、杉浦稔大を「出し渋って」追いつかれたのは、どうしたって悔いは残る。それまでが完璧なゲーム運びだっただけに尚のこと。郡拓也の勝ち越し打(プロ初打点)、高濱祐仁のプロ初本塁打にも、いささか水を差してしまった。
4月13日(火)対埼玉西武3回戦「3-2」
池田隆英が移籍後初勝利。‥ドッシリとした体躯から放たれる、いかにも重そうな直球。あらためて池田を観ていると、往時の江川卓を彷彿とさせる。
こんなことを綴ったら巨人ファンの諸君に怒られそうだが、まずは池田の「シルエット」だけでもご覧になってほしい。まんまスグルである。
ただでさえ厳つい顔をしている池田。気合の入った試合中はもっと怖い(笑)。ただ、試合後のヒーローインタビューにて、だいぶ印象が変わった。笑顔を絶やさず、喋り方も意外にポップ(笑)。ますます応援したくなった。
一度江川サンに解説してほしい?
(C)amazon
4月14日(水)対埼玉西武4回戦「1-2」
6回2失点の好投。毎回の9三振を奪った新人・伊藤大海をまたも打者陣が見殺し。
それにしても西川、渡邉、中田、大田のレギュラー陣。近藤にしても、例年より出だしが鈍い。ほぼ全員が不調であるのだから繋がるわけがない。よって、次カードの楽天戦からは大幅に打線を組み替えることに.......
4月16日(金)対東北楽天4回戦「1-4」
「隔離」明け、ぶっつけ本番のバ―ヘイゲンが先発。
たしかに楽天戦に強いというデータは前にもお知らせしたが、3回48球で降板させるくらいなら(1失点)、そこまで焦らす必要もなかったのではないか。ちょうど一週間前に投げ、先発好投していた金子弌大、河野竜生も控えていた。結果的にこの三連戦で彼らは変則的な起用を余儀なくされ‥。調子を崩さなければ良いが。
4月17日(土)対東北楽天5回戦「4-1」
田中将大復帰戦、2本塁打でお立ち台‥‥。図ったようにオイシイところを持って行く、中田翔。それまで絶不調だったくせに(笑)
まぁでも、この日は恨みっこなし。やられっ放しだった田中マー君に勝てたのは、普通に嬉しかった。その田中から今季1号を放った、筆者イチオシ・石井一成くんも、お願いだから誰か褒めてやってほしい(苦笑)
4月18日(日)対東北楽天6回戦「1-4」
こう書いてみて気づいたが、三連戦のスコア、すべてどちらかの「4-1」だった。
相手先発の新人・早川隆久が好投。良い投手に変わりはないけれど、二回も続けて同じ相手にやられるのは頂けない。
注目の新外国人、ロビー・アーリンは2イニング投じただけの、実質ショートスターター扱い(1失点)。よって、彼がまだどういった投手であるとかまでは判らなかった。内容だけなら、この二日前に中継ぎで投げた、同じ左腕の河野竜生の方が秀でていた気も。
外国人投手が戦線に加わり、先発枠争いが徐々に熾烈になってきた。