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【「ハム」冷徹に補強診断 そして次なるターゲットは?「プロ野球」ここまで言って委員会292】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年1月18日版》

まさか「田中正義」の獲得で今季の補強がすべて完了したわけではないはず......

 

 

例年と比べ、活発に動いたのは認める。オリックスから伏見寅威が獲れたのは大きいし、日本で経験を積んだアリエル・マルティネス獲得も評価。ドラフトも、矢澤宏太のプロでの「二刀流」は半信半疑だが、野手なら早い段階でいけるだろう。2位の金村尚真と3位の加藤豪将も、すでに評価が高い。

と、ここまでは好印象。不満を挙げるとすれば「交換トレード」である。下記でさらなる動きもあるというがはたして‥。

 

www.chunichi.co.jp

 

山田のトレードは、文春読者とすれば傑作案件だったが(「源田壮亮 山田遥楓」←検索)、いささか悔いが残るのは、阪神タイガースとの取引。いま球界では貴重な右打ち強打の渡邉諒クラスの選手を出すのであれば、もう少し、一線の選手を獲れなかったのだろうか。新庄監督が期待を寄せているとの話だけれども、江越・齋藤ともまだフルシーズン、一軍で活躍したことがない。できたら、うち一人は実績のある選手を獲得してほしかったというのが偽らざる本音(感情をあまり表には出さない渡邉が単に監督の好みではなかったと思われるため、阪神では確実で戦力になれると予想)

 

吉村浩本部長いわく『まだあるんじゃない?』。現実的には時期的にも、不測の事態が起こることも想定してシーズンに入ってから。また育成選手のモチベーション維持のため、支配下登録選手枠を1、2は空けておきたい(18日時点であと3)。ただ、この球団はキャンプインの直前で当時主力選手のひとりだった糸井嘉男を放出した「前科」があるだけに、突然何をしでかすか分からない(苦笑)

 

問題は、ただでさえ戦力層が貧困なハムにトレードできる「タマ」があるかだが、唯一あるとすれば先述の伏見獲得でダブついてる捕手の、清水優心。‥このタマをどこかギリギリまで残している節が見られ、いざという時に繰り出す可能性がある。

重労働の捕手はどの球団も欲しいはず。まして正捕手の座をつかみかけた清水には、それなりに需要もあろう。‥実、ネット上でもトレード候補として彼の名が頻りに挙げられている。なかでも多く観られたのは捕手の絶対数が少ない中日。ただ、ここは千葉ロッテから加藤匠馬を今オフに呼び戻しており、微妙になった。

ザッと見渡して捕手を早急に要しているのは、森友哉を失いながらその穴埋めをしていない埼玉西武くらいだろうか。近年、両球団間で選手の出入りが目立つだけに、全くありえなくもない話だが、清水というカードを切ってまで欲しい選手が現状、見合う「一軍半」クラスの選手が西武には見当たらない。

 

‥となると、加藤匠だけでは心もとない、やはり中日が有力な候補となるのか。

ハムフリークの筆者が個人的におもしろいと感じるのは、根尾昂。元・二刀流の話題性、先の田中正義ではないが、ドラフト時、ハムにとっての恋人‥。もともと「本命」は吉田輝星よりこちらの方だった。

 

打者としては伸び悩んだが‥ (C)amazon

カルビー2021 プロ野球チップス レギュラーカード No.123 根尾昂

 

150キロ超の豪球はハムの投手に足りていないものであり、うってつけ。今季中日では投手に専念する予定だそうだが、新庄監督の下、矢澤とともに、あらためて「二刀流」の道を模索してみるのも、ハムでなら出来る。

‥清水がタマなら、正直もう少し数字を残した選手がほしいのは事実。ただ「根尾」の名と、その存在で釣り合いが取れる?

今後の球団の動きに注目だ。

 

 

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