センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日本ハム・アラカルト【理想と現実】

マー君vs大谷翔平

 

ヤンキースに渡る前、2013年の田中将大は24勝の負けなし。伝説をつくった。我が日本ハムファイターズは、たしか8つもの白星を彼に献上したのだが、悔やまれて仕方ないのは9月6日の試合‥。

その日は大谷登板ゲームで、なんと田中相手に5回までファイターズが2点、リードしていた。最終的には大谷が追い付かれ、後続も打たれて田中が“無事”20勝目を手にした。

もし‥‥あのまま逃げ切っていたらマー君を止めた男』として、大谷は球史に名を刻んでいたにちがいない。同シーズン唯一、田中に土をつけた相手が大谷翔平とか、最高にドラマティックだ。

「無敗」も、もちろん絵になるが「1敗」でも、それを同じく、のちのメジャーリーガー・大谷がつけたものであるならば、田中とて箔が付いた。去年、一昨年の大谷なら、あの神がかった田中に投げ勝つこともできただろうに‥。

 

 

藤波行雄

 

岩瀬の【ハム行き拒否】の真相は未だに判らない。事実ではない可能性もある。しかし、以前にもここで記したように、知ってしまった以上、私にはどうもシコリのようなものがずっと残っている。

 

こんなコトがまかり通っていいのか‥ と。

 

同じドラゴンズさんで藤波行雄という選手がいた。彼は太平洋(現埼玉西武へのトレードを拒否し残留するも、相応なペナルティを球団から受けた。そこにきて藤波同様【竜愛】を貫いた岩瀬には、何もお咎めなし‥。

ハムは僅かな金銭をもらうことで不問としたようだが、この一件を「美談」のように終わらせてしまって、本当にいいのか?‥結果、1選手のわがままがまかり通ってしまったことで、ルールを根底から見直さなければ、また同じ事態が起こり得る。ハムもハムで、それなら他の選手を獲ればよかった。もちろん、誰でも良いってわけにはならないだろうが。

 

 

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週刊ベースボール 2018年 2/12・19合併号 より

 

 

◇新垣勇人

 

先日発売された週刊ベースボール上での一コマ。彼は無類の将棋好きらしい。ちなみにチーム内には“させる”相手がいないのだとか(笑)

しかし、なんだ? 新垣は最近、本業以外で何かと話題になっている。SNSや動画を巧みに駆使しして、ファンの心をつかんでいる模様だが、“本業”の方は大丈夫なのか?‥将来、ユーチューバーにでもなりたいのなら、話は別だけれど。

ネット上での、ある人の意見に頭を抱えてしまった。二軍では秀逸な成績を残すのに、一軍で使ってもらえない。いわく、仮に斎藤佑と新垣が二軍でスタンバっていたとしたら、スター大好きの栗さんは、まちがいなく前者の方を選ぶと‥。

なるほど、確かにそういった感じは受ける。昨シーズンの登板数は、わずか1。対して斎藤は全て先発で6試合。‥新垣にとっては、もはや「絶望的」な環境である。しかし、たまーに巡ってくるチャンスで結果を残せていないのも、これまた事実だ(斎藤にも言えるが)

現地観戦した日。忘れもしない。先発した2014年10月に行われた西武ドームの試合で君は、初回に7点もの大量援護をもらいながら、2回途中でKOされた。少ないチャンスでこんなことを言うのもたいへん酷だが、やはり『持ってない』と言わざるを得ない。

 

‥スピリチュアルの観点からモノを言わせてもらえば、こういったコト(動画投稿で人気を博す)で「運」を使ってしまうのは、非常にもったいない。引退後にいくらでも出来る。現役中は野球にひたすら没頭し続けることで、あるいは新垣にも運が向いてくる可能性がある。‥無論、人気商売の野球選手も“アピール”は必要だが、それはもっと別の、ヒーローインタビューとかで発揮してくれた方が、ファンにとっても有難い。

 

過去のような不人気球団であれば「広告塔」として私も重宝しただろうが、今はちがう。ファイターズは優勝も目指せるパ・リーグ有数の人気球団だ。その一員であることを誇りに、まずは野球で目立ってもらいたい。かつての『まいど!』ではないが、手始めに得意のマイクパフォーマンスで札幌ドームの観衆を沸かせてみてはどうか。

 

 


新垣勇人 わんわんダンス

 

 

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