センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【心の整理もつかぬまま‥‥構成バラバラ志村けん氏語り】エースの社会科日誌 《2020年4月02日版》

あっかんねん、ほんまに........

 

 

ダメ、志村けん氏逝去から、いまだに立ち直れない。1日放送の追悼特番も、エイプリルフールに乗じてひょっこり姿を現してくれるのではないかと。‥‥んなこと絶対あるわけないのだけれど、でもそれくらい、受け入れることのできない自分がいて。

 

ド真ん中の【だいじょうぶだぁ】世代であり、半日あがりの土曜昼には【ケンちゃんラーメン】を好んで食した。現代より、もっと「日常的」かつ身近にいる時代を過ごした我々世代にとって、氏は特別な存在。

 

大の「バカ殿」推しでもなかった私は一度そこから出てしまうのだが、今度は【志村どうぶつ園】で、当時とはまた種類の違う愉しさを知り、2000年代以降は、自身の冠番組以外にも積極的に出演。それこそ【だいじょうぶだぁ】の頃であれば考えられない、他の大物芸人とのカラミを興味深く見守ったものだ。

 

志村氏が出演する【志村どうぶつ園】が、もう見られない‥‥。当然、心の準備も何もなかっただけに、よけい辛い。こんな形のお別れになるのなら、ラーメンの景品でもらったボールペンと消しゴムを、しっかり手元に残しておくべきだった。

 

 

過去の出演番組を見て自らを慰めようと思ったら、そこには、まだ元気だった頃のいかりや長介さんもいて、逆効果。ますます涙が止まらなくなってしまった。

前述の特番は、まさかの高木ブーさん締め。いつもマイペースで、メンバーの中で、もっとも志村氏と関りが浅いように見えたあのブーさんが、少し感傷的になって『志村は死なないの。ずっと生きている』とか、マジでヤバかった。どんだけ故人のことを想っていたのだろうと‥‥。三宅正治アナに話を振られた際に、若干の「間」が生じたのも、きっと感極まってのことだと思う。寝ていたのではなく。

 

 

一時大病を患った加藤茶氏が元気でいてくれたのが救い

#740 "ああ、今日子さん…!"ドリフ商店街に恋の季節がやって来た!?

(C)amazon

 

いしのようこさんとの往時のコントを、また拝めることができたのは嬉しかった。【だいじょうぶだぁ】を振り返っていたとき、いしのさんと同じくメインキャストの一人であったT代まさし氏の出演シーンは、もちろんなし。‥今後も、同番組はこういったふうに扱われていくのだろうか。それを考えると、T代氏の所業はいかにも罪深い。

 

‥というのも稀に、いっさい笑いなしの「泣かす」芝居が【だいじょうぶだぁ】には在った。唐突に繰り出されるその芝居に、視聴者はしばしば面食らったのだが、後年訊いたところによれば、志村氏のあらたな試みでもあったらしい。いわく人を笑わせるプロなら、人を泣かすことだって、自分たちにはできるはずだと――

 

これに、だいたいT代氏も参加していた。当日のブーさんの言葉を借りれば、本当に『バカヤロー!』である。映画やドラマにほとんど出演しなかった志村氏の本気(ガチ)芝居‥‥。もっと大勢の人に見てもらいたかった。

 

 

この曲に乗せて


志村けんのだいじょうぶだぁ シリアス 無言劇 BGM「悲しみの果て」(宗次郎)カバー 

 

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