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【芽を出した北の大地の息吹&(秘)松坂大輔「プロ野球」ここまで言って委員会131】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年10月21日版》

ハム戦に始まって、ハム戦で終わる........

 

 

平成の怪物、ご存じ松坂大輔のことだ。同年代に生きたハムファンとして光栄である。現役最終戦に当たったのは偶然とはいえ、プロデビュー戦は、当時の東尾修監督が意識的にぶつけたと訊くし(ローテーションの兼ね合いで)、少なからず縁はあったのかなと。

 

おもえばハムは一度、松坂クジを引いている。当該ドラフトにて、最初に抽選箱の前に立った上田利治監督がすべてのクジを取り出し、一枚ずつそれを箱に戻していくという、ドラフト史上に残る「珍プレー」を行った。その手放していった一枚の中に、松坂がいたわけで‥‥。だが曲がりなりにも、一度はクジに触れていたことから、こうした巡り合わせが起きたとも考えられる。

 

もし、あのときハムが引き当てたとして、松坂は意中の球団ではなかったようだし(本命はベイスターズ、西武は好きだったと言っている)、入団を拒否していた可能性も大いにあるが、余談として、その暁には岩本勉が背番号「18」を譲る構えもあったとか。

‥本当だろうか(笑)。 苦労してようやく手に入れたエースナンバーを、まだプロで実績のない高卒新人に易々と譲っていたとは思えないが(本人からその意思を聴きたいとは言っていた)

 

デビュー戦では、M.フランクリンと一触即発!な事態に

1999年の松坂大輔 歴史を刻んだ男たち

(C)amazon

 

 

◇ある意味美味しいハム?

 

どうしても、注目されて入ったドライチ入団の清宮幸太郎が目立ち、このところハムの育成法とドラフト指名のあり方に疑問を投げかけていたのだけれど、今週行われた埼玉西武戦を観ていたら、だいぶそれが払拭できた。

3年目の野村佑希と万波中正。彼らのスケールの大きい豪快なバッティングに、ファイターズの未来が明るく映ったのは、おそらく筆者だけではないだろう。

選手育成には、当然のことながら時間を要する。が、このまま彼らがリーグを代表するような和製大砲に育ってくれたら、私は栗山監督に謝らなければならない。眼前の結果ばかりを追い求めて申し訳ございませんでした、と(笑)。その連戦で遊撃の守備に就き、ハツラツとした動きを見せていた19歳の細川凌平も含めて、来シーズンの楽しみが増えた。

 

残り6試合中、4試合が千葉ロッテ戦。しかも、すべてがZOZOマリン開催。当地では二軍施設のある鎌ヶ谷が近いことからも、多くの若手選手が顔を覗かせるかもしれない。

「平時」であれば何も問題はないのだが、相手はリーグ優勝に向けて一敗も許されない状況‥。パ・リーグの優勝戦線はハムが鍵を握っているといっても過言ではなく、育成ばかりに重点を置いてもいられない。ハムが負け続ければ、必然、オリックスの脱落が決まるのだ。それらを踏まえても、あまり無様な戦い方はできない。

 

ハムとすれば非常に難しい「立ち位置」だが、最下位という今の順位にいながら緊張感ある試合に臨める環境を意気に感じて、持てるチカラを出しきってほしい。

 

 

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