センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

2016-01-01から1年間の記事一覧

【カノン】 中原清一郎

空前の大ヒットとなっている、映画「君の名は。」。 あいにく映画は視聴していないが、現在、筆者は最近入手した小説版の方を読書中である。したがって、“全貌”までは把握しておらず、限られた情報ではあるけれども「男女入れ替わり」が物語の軸となっている…

【山谷のヤマ男】 多田裕美子

早朝の西武新宿周辺。まだ車の往来が少ないのもあって、カラスの鳴き声が不気味によく通る。路上を横たわる人を、もはや気に留めることもなく、ビジネスマンたちは足早にその場を去ってゆく。かつて新宿に通っていた私にも、それは見慣れた光景だ。 不思議だ…

【SMAP】人気投票に、異議あり?

「トランプショック」などと揶揄された米大統領選。 こういった表現をされるということは、争ったヒラリー氏の当選が順当であると見られていたのだろう。たしかに弁護士としても活動していた、頭脳明晰なヒラリー氏の方が“無難”であったのかもしれない。‥し…

至高の蜜の味

少し前に失恋をした(といってもフラれたのではなく、告白するのを諦めただけ)。久々本気モードだったため、それ以降は誰にも恋をせず、心を「無」にして過ごしてきたが‥‥私も人間だ。精神のバランスを乱しそうになることも、時折ある。 たとえば、服屋でカ…

GMの「?」と、大田泰示の光明

吉村浩。その筋では大谷翔平獲得に尽力した大渕隆とともに、かなりの“キレ者”として知られている現・北海道日本ハムゼネラルマネージャー。 正直、高田繁以降の、現場以外の人事は私もよくは把握していなかった。毎回ちがう、ドラフトでクジを引く球団社長の…

愛の菓子パン

【スペシャル】 1 特別なさま。特殊なさま。2 特別に提供するさま。また、そのもの。※デジタル大辞泉 「スペシャル」という語句は、日ごろ私たちもよく目にする。スペシャル番組とかスペシャル企画とか。だから、言わんとしていることは解るのだが、あの「ス…

長谷川滋利と陽岱鋼 「ほんとのところ」

誰もがまさに「寝耳に水」であったことだろう.... 長谷川滋利、ハム監督就任オファー問題である。 いわく、本人は講演会でのリップサービスのつもりだったようだが、いくつか疑問がある。私も驚いた。まず、縁もゆかりもない日ハムに、なぜ長谷川なのか?と…

幕下が熱い?18歳「弱虫」力士の挑戦

歴史上、日露戦争は日本の勝利と我々は教えられるが、多大な国力を消費し、その後の日本経済は逼迫した。はたして、日本は本当に戦いに勝ったのだろうか。完全勝利など決してあり得ぬ、それが戦争の、戦争である所以であるけれども、やはり人間、不毛な争い…

ドラフトを今さら検証する ※公目線

入団前の触れ込みで「超高校級左腕」と右打ち野手の「大砲」「怪物」ほど、アテにならないものはない。 巨人を例にしてみてみると、甲子園で150キロ超えのボールを投じた左腕・T内、先ごろハムにやってきたO田など‥。そういった点で中田翔は、一応プロで15…

トレードの「超」ホンネ

Yahoo!トップ「巨人・大田 北海道で活躍を」の見出しを見たとき、ギョッとした..... 実は彼、大田泰示(26)は春先にも一部の誌上でトレード候補として、その名を挙げられていた。大田の交換要員として読売から「指名」されていたのが、斎藤佑樹‥‥だったので…

中田翔への揺れる想い

【25.1%】 今年の日本シリーズ第6戦で記録した、関東地区での視聴率だ。札幌や広島地区の視聴率はともかくとして、関東でもこれだけの数字を取れたということは、大衆が関心を持っていた証左となろう。‥仮に第7戦までもつれていれば、野球中継としては更に“…

岡大海のファイティングポーズ

「揉めごと」の多さではパ・リーグ屈指のカード、オリックス対埼玉西武。今シーズン、またしてもアノ男が立ち回った。 9月21日、京セラドームでの一戦。牧田和久の投球を腰付近に当てられた「ナカジ」こと、中島宏之が激高。これに端を発し、両軍一触即発の…

「王手」を手繰り寄せた、外国人投手の好投

昨季もレンジャーズで17勝をあげたコルビー・ルイス、2年連続40セーブ以上のデニス・サファテ、今季「沢村賞」を受賞したクリス・ジョンソン‥‥ 彼らに共通している点。カープの投手であったということ以外に、まだ重要な共通点が3投手にはある。 今週号のサ…

「ハムカツ」騒動の是非

「ハムカツはお出しできません」 そんな張り紙を出した飲食店が、一部で物議を醸していたようだ。 たかだか野球‥商売にまで支障をきたせてどないするんや?‥というのが、第三者的な意見なのだろうが、私には店主の気持ちが大いに理解できる。死ぬ気で球団を…

いつもの、ファイターズ

胃がキリキリと痛んだ。 それもそのはず。チャンスをつくっては、凡打の繰り返し。‥野球ファンにとって、いちばんストレスの溜まる展開がコレである。シリーズ初戦から3戦目、終盤の7回まで、ついに「タイムリー」は生まれなかった。 ラッキーもあったが、中…

【考察】 のび太・スネ夫・ジャイアン 将来金持ち、女にモテるのは誰?

ドラえもんファンの間ではおなじみの「ジャイアン映画版の法則」というのがある。 普段のヒールから、スクリーンを所狭しと駆け回る映画でのジャイアンは、正義のヒーローとなって、ときに主役を食うほどの大活躍をみせる。この事象を指す法則だ。 しかし、…

怒り「公」党が望むもの

試合前から“予感”はあった。 放送席には大矢と達川、そして江本‥‥。栄えあるシリーズの球審として選ばれたのが白井一行。毒舌も多い解説者陣と、夜の冷たい空気切り裂く白井の『キエェー』の甲高コール、マスク越しに覗ける不気味な眼光‥‥。 厭な胸騒ぎがし…

【日本シリーズ開幕直前】 ジョンソンvs打者・大谷翔平

大谷翔平とクリス・ジョンソンで、シリーズ開幕.... あまりこのジョンソンという投手のことは解らないのだが、早々に複数年契約を勝ち取った、そんなニュースは何かで見た憶えがある。 6月8日の交流戦でファイターズはジョンソンと対戦。‥不思議と印象に残っ…

「お母さんありがとう」に、あえて噛みつく男

「ドラフト緊急特番!お母さんありがとう」ってあの番組、一体なんなんだろうか.... 戦力外通告のやつとか、秀逸な番組をつくってる局のわりには、とんでもない茶番をゴールデンにみせてくれる。大根役者の下手演技の再現Vを主体に、延々3時間‥。 これなら、…

姐さん、お元気ですか

僕は、尊敬する女性‥いや、尊敬はしてなくとも、だいたい30代以上の女性を親しみを込めて「姐さん」と呼ぶことがままある。 血が繋がっていないから、姉さんではなく、姐さん‥。この日本語は、実に便利だ。あらゆる環境に適応する。 ネエちゃんじゃ軽々しい…

「KY」も、また野球である

18日の昼下がり‥‥突如舞い込んできた【黒田博樹、現役引退】の報。 野球ファンなら大抵、予想と覚悟はできていたと思うが、いざ現実の出来事となると、なかなか受け止められずにいる方も多いかと思う。 今季、黒田は10勝か‥。防御率も3.09と、まったく悪くな…

広島にもいた、二刀流男?

日本シリーズが広島東洋と北海道日本ハムの対戦に決まったということで、私はこの人の仕事が急増するんじゃないかと思っている.... 金石昭人。 広島では黄金期の先発ローテーションの枠に入り、ハムでは長きに渡って守護神としても活躍。両球団のファンにと…

北海道日本ハムがカープに勝たなければいけない理由と、その根拠

『指名打者の大谷が、ピッチャー』 このコールを聴いたときは鳥肌ものだった。3点のリードがあったとはいえ、7回を投げた12日の登板から中3日‥。万が一不調で、逆転負けでもされていたら、次戦の先発投手がいなかった。 投げたら投げたで球速165キロ連発で、…

感動野球.2016

20世紀の、ある野島伸司ドラマで「ノストラダムス」を取り扱った話があり、よく憶えている。 当然のごとく、かの有名な“大予言”についても言及していたのだが、ここではノストラダムスの「嫉妬」ではないかという見解がなされていた。‥人類滅亡論は予言した…

運命のドラフトを 「運命的」にみる

シーズンの終盤まで、福岡ソフトバンクと激しい優勝争い‥‥クライマックスシリーズで今月もふたたび両チームによる激闘が繰り広げられ、例年であれば私にとって重大な関心事であるドラフト会議にまで、今年は、なかなか目が向かなかった。 それでも必要最低限…

中田翔の 「やっぱり」

最初に断っておくが、これは不愉快な本だ。だから気分よく一日を終わりたいひとは読むのをやめたほうがいいーー これは橘玲著【言ってはいけない 残酷な真実】の冒頭に記されていた文章である。とても私好みの書籍であったのだが、本についての感想などは、…

爆ぜた男と、神の目を持った男?

俺のために優勝しろーー 今シーズン、一軍戦1試合の登板に終わった武田勝(38)からの「贈る言葉」。これが書かれた揃いのTシャツまでつくり、一致団結。ナインを鼓舞させ、力を与えてくれている武田も、いまや、立派な“戦力”である。 しかしながら、ひいき…

マリリンに会いたい?ある男の妄想

ほのかりん‥‥ この響き。なんか、ドラクエっぽい。 スラリンや“はぐりん”、ベホマンとかホイミンとか、あの類‥。彼女の種族はスライム系なのだろうか。ただ、個人的にはほのかりんを、リップスとして「仲間」に迎え入れたいのである。 ナメクジのような風貌…

プロ野球でみる「色」という名の個性

この連休中、久しぶりに書店を覗いてみた。自慢じゃないが、私の「守備範囲」は広い。‥悪くいえば「広く浅く」な読書傾向。 しかし、そんな自分でも、スポーツ系本棚‥‥今、見栄を張ってそう書いてみたが、こと「野球コーナー」には、毎回欠かさずに足を運ん…

ぶっ飛んで、埼玉?

ドラフト会議が近づいてきた。 一応、観覧の応募をしてみたが、NPBから今のところ連絡はない。抽選?に漏れたのだろう。今年もテレビで会議の行方を見守ることになりそうだ。 なにげなく、プロ志望届を提出した高校生の一覧をネットで覗いていると、作新・今…