センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

2016-01-01から1年間の記事一覧

怒りの矛先

比較的、昔のアニメやドラマなどで、大抵の子供たちはサッカーよりも、野球に興じている.... なかでも「ドラえもん」は、それなりの人数を集めて試合を行う頻度が高く、わりと本格的なものだ。試合中、私がよく気になっていたのは、ジャイアンのやたら偉そう…

「由美子へ」 ー吉田公子ー

「ちびまる子ちゃん」か、それとも何か他のアニメだったか、失念してしまったのだけど(こんなのばかりで申し訳ない)、田舎がほしい‥‥そういった回があった気がする。 要は、今のような盆時期に“帰る”場所が欲しかったという、子供ゴゴロを描いた内容だ。 …

「粘り」の先に見える視界

ふと気になって小坂誠の「年度別本塁打数」を調べてみた。 ご存知、現北海道日本ハムファイターズ、二軍内野守備コーチ。現役時代は千葉ロッテなどで「名遊撃手」として鳴らした。身長167センチ、体重は公表63キロ‥。一般人と変わらないくらいの、プロスポー…

“あの世”から、伝えたい想い

死者と交信することができる.... こんなことを書くと、筆者がまるで何かの妄想に取り憑かれているのではないかと思われるかもしれない。しかし、嘘のような本当の話だ。 一昔前にその手のテレビ番組が流行ったことがあったけれども、あれは100%「作り話」と…

バン・ヘッケンの呪い

韓国・ネクセンに出戻った前埼玉西武、バンヘッケンが復帰戦でさっそく好投をしたらしい。 7月まで助っ人外国人投手が勝ち星なしとくれば、解雇もやむを得ないと思う。チームの順位が悪いとなれば尚更だ。これによって少しでも多くの登板の機会を若手に与え…

「五輪鬱」

オリンピックが始まると、きまって鬱になる.... 期間中、国中が「五輪一色」となるのそうだが、この点でいえばワールドカップや野球のWBCも一緒だ。しかし、サッカーや野球は団体競技である。オリンピックほど“個人”が注目される全世界的なイベントは、他に…

ドラフト下位指名でも“絶対に”行くべき球団

「下位指名された選手で活躍しているのは、武隈くらい」 誰による言葉だったかは失念してしまったのだけれども、そうライオンズのある首脳が嘆いていたそうだ。 ‥気になって私も近年ドラフト下位で指名された選手の面々を眺めていたら、たしかにいずれもパッ…

岡大海を「覚醒」させたのは

‥しかし、あれだけの逸材がよくドラフト三巡目まで残っていたものだ。 岡大海(25)のことである。打撃面で成長著しい彼は、近頃「勝利の男神」‥そう周囲に呼ばれているのだとか(読み方は“おがみ”)。交流戦終盤に一軍合流。そこからチームの怒涛の快進撃が…

罪の重さと、仲間のいる重さ

人が犯した罪に、どちらが「重い・軽い」であるとか、そうした判断を“第三者”がくだすことは、なかなか難しい。 先週の『めちゃイケ』において、山本圭一が約10年ぶりに「地上波復帰」をはたした。だいぶ前から、復帰が噂されるたびに、感じてきたことだが、…

故人サイト ー古田雄介ー

なるべく人から恨まれないように、おとなしく過ごしていても、意味もなく知らない人間に刺されてしまう‥‥ 相模原障害者施設殺傷事件。大量無差別殺人は大昔からあったとはいえ、今回の被害者の人数は戦後最大であるとか。 動物とて、縄張り争いであったり、…

ドラフトよもやま会議 ー正義は勝つ?編ー

内心、東京ヤクルトのファンは、ほくそ笑んでいることだろう。 2010年のドラフト会議。斎藤佑樹のクジを外した際に、当時の小川監督の落胆ぶりも記憶に新しいが、その結果、ハズレ1位で今もっとも三冠王に近いところにいる男・山田哲人の交渉権を獲得できた…

「石井ちゃん」登場に目を潤ませる人

宮西尚生が通算500試合登板達成.... 「500登板」という記録自体は、達成者がわりと多くいる。しかし、その半数近くが先発・抑えの大車輪、中4日先発が当たり前の時代であった昭和の猛者たちによるもので、この宮西のように、抑えだけで到達した投手は数える…

ムツゴロウさんも欺く、やり方が汚い男

畑正憲氏のエッセイが連載されるようになり、近頃は『サンデー毎日』にも目を通すようになった。 ペットというよりも、「野生動物」が好きな私は、世界を股にかけて様々な動物たち触れ合ってきた“ムツゴロウさん”のとっておきな秘話が聴けると思い、期待して…

尾崎豊 ーきっと忘れないー

ひとりの女性に向けて、ほとばしる愛を唄った曲.... その曲がかかった場所は、野郎同士が熱い闘いを繰り広げる京セラドーム。いささか“不釣り合い”であった。 尾崎豊の、シェリー。 オリックスバファローズの新鋭・若月健矢が自身の「登場曲」として使用して…

メンドーサがとる行動の是非

18日に札幌ドームで行われた、東北楽天対北海道日本ハムの一戦.... 7回を91球、被安打3、自己最多となる8個の三振を奪い、来日3年目で「ベスト」といってもいいほど、会心の投球をみせたハムの先発、ルイス・メンドーサ。 ちょうど入れ替わりで退団したブラ…

小野一光 【殺人犯との対話】2

殺人に手を染めるような犯罪者は、やはり、女よりも男の方が圧倒的に多いらしい。その分、オンナはわりと“特殊”なケースが目立つ。傾向としてみて多いのは、死亡保険金目当ての殺人(共犯者あり)、自身の子供や夫などの身内に手をかける殺人(ただし育児放…

小野一光 【殺人犯との対話】1

ホームレスにはなれない.... 云い方とすれば、通常なら「なりたくない」が適切なのだろうか。だが、私は「なれない」のである。 なぜなら、単独行動が目立つホームレスというのも、意外と縦横の繋がりが大事らしい。食べ物を恵んでもらったり、各地で行われ…

センテンス・斎藤佑樹

昨夜、全世界に「生前退位」の報が駆け巡った.... 昨秋頃からの、天皇陛下に関する「週刊文春」の記事を読むと、それを読者に予感させるものが、幾度かあった。ゆえに“ワンクッション”があったおかげで、私自身は特段驚くようなこともなかったけれども、今後…

奇跡の15連勝を「時間差」で

仕事の合間の小休憩は、スマフォを手に取り、かならず「プロ野球速報」をチェックするのが私のルーティーン。時間帯によっては、試合が終わっている可能性もあるため、‥これがなかなか難しいのだけれど、結果を示す箇所を手で伏せながら「一球速報」によって…

【2007】 永遠に葬りたかった記憶

球団タイ記録の14連勝.... 試合終了後、ホーム通算500勝の祝福のコメントとして、トレイ・ヒルマン氏のメッセージがスクリーンに流されていた。『私は、北海道を‥道産子を愛しています』なんて、日本語で云ったら、若干スカしているように聴こえるけれど、英…

「幸せな日々」

もっと他の事象についても触れてみたいのだが、こう、ひいき球団の調子が良いと、野球ことについて書かずにいられなくなる性分だ。 辞書によると「性分」とは、【生まれつきの性質・天性】とある。‥なるほどその通りだ。誰かに頼まれているわけでもないのに…

奇跡の七夕物語

あぁ、飯山裕志がベンチにいる安心感.... 10年にもわたるチームの黄金期(継続中)には、常に彼の姿があった。だから、やはり‥飯山不在の期間は心もとなかった。いくら大累や杉谷がバックアップ要員として控えようとも、あの「内野守備」のスペシャリストに…

ハムファンの憂鬱

とうとう10連勝にまで伸びた。 大谷翔平・有原航平の二枚看板がほぼ同時期に本来の調子を取り戻し、3年目の高梨裕稔も先発転向後、水を得た魚のように勝ちまくる‥‥。そら強い。対照的に、一向に調子の上がってこないメンドーサと吉川光夫の「マイナス分」を…

矢井田瞳、ふたたび?

29日の埼玉西武戦。中島卓也の最終打席で「事件」は起こった。 そこまで、らしくなく3三振と、存在感を出せなかった‥せいだけではないだろうが、打席時にかかる登場曲が、なぜか田中賢介のものだった。すぐに係りの人(ウグイス嬢?)も“誤り”に気づいて通常…

真の「アモーレ」とは

想像をしてみる。 僕は、はるな愛と、ヤレるのだろうか‥‥。 いや、“彼女”は、かなり綺麗だと思う。女子力を高めようとしている努力のあとは窺えるし、そこらのモノホン女よりも、にじみ出るフェロモンがある。明るく、トーク力にも長け、彼女がホステスだっ…

10年前の城所へ

なぜ、こんなに強いんだろうか.... 福岡ソフトバンク。そこまで、今期は戦力が充実しているとも思えない。開幕投手の攝津正は未だ0勝だし、デニス・サファテも、例年ほどの安定感はないように感じられる。少なくとも、ソフトにだって何某の「誤算」はあった…

ビックバンより上をいく?「マル秘」秀逸打線

京セラドームの‥‥ウグイス嬢ではなく「スタジアムDJ」っていうの? あの方、好きなんだよなぁ。ビジターチームの選手名をコールする際とホームチームのそれが、まるきりテンションが違っていて、これはこれでいいんだけれど、私が“オキニ”なのは、このとき…

クマたちの逆襲

人食らうクマ、ワニ。‥ここのところ、動物と人間との間で起きた事故を、ニュースなどでよく目にする。 秋田に出没していた熊は、あの辺りに生成するネマガリダケ(タケノコの一種)を好物としていたそうで、どうもそれを取りにきた人を襲ったという構図らし…

「桜桃忌」に際して 2

おしんこ、おいしいねえ 【新郎】ほど、優しさに満ちた作品が他にあるだろうか‥。実は、筆者がいちばん気にいっているのが、これである。そこまで有名な作品ではないけれど、ファン人気は高い‥方だと思う。 題名からして「結婚」が絡むと話なのかと思いきや…

「桜桃忌」に際して 1

多くのファンは10代の頃に出合い、深い感銘を受けたと訊く。彼らに比べたら、私はかなり遅い方となる、30代になってから、本格的な“太宰デビュー”をはたした。 正確には【人間失格】、あれは読もうとした‥のだが、途中で挫折してしまう。太宰治にしては珍し…